
おもに花崗岩中のペグマタイトや石英はん岩のような酸性岩が、地表で風化されカオリン化してその場に残っている鉱床であり、温度の低いことを除けば、熱水成溶液によるカオリン化作用とよく似ている。
地上風化であるから変化は地表から地下へと移りAl2O3,SiO2,TiO2以外の溶出成分は地下に運ばれ、地下水に含まれる。したがって、風化によって生成されるカオリン鉱床の深さは、それぞれの場所の地下水面にほぼ比例する。
粘土の組織も残熱水性とよく似ている。未風化の長石を含むが硫化鉄を含まない生成温度は低いが、カオリンの結晶度は比較的高い。この鉱床に属する粘土には、香港カオリン・本宮カオリンなどがある。